AGA治療とHARGの比較

HARG(ハーグ)療法ってなに?

HARG(ハーグ)療法とは

HARG(ハーグ)療法はHair Re-generative theraphy(毛髪再生治療)のことで、HARGカクテルという薬剤を薄毛部分の頭皮に注射し、細胞に働きをかけて発毛を促す再生医療です。治療後は、コシや艶のあるしっかりとした毛髪が再発毛されて、根元から太い毛が生えてきます。

HARG療法は、AGA(男性型脱毛症)だけではなく、女性にも施術が可能です。ストレスや生活習慣から発症する抜け毛や若ハゲにも効果的なのが特徴です。ただしAGAの場合は完治しない症状なので、発毛を実感してからも再発予防のために治療は継続する必要があります。

治療の頻度は、基本的には3週間から4週間に1回で、6回の治療でいったん終了というのがベースです。個人差はありますが、HARG療法を始めて3回目か4回目には、効果を実感する方が多いです。治療開始から約5ヶ月から6ヶ月頃となります。生える時期にも個人差があるので、1年単位での治療を考える必要があります。1年治療を続けるとかかる費用は200万円近くになることも少なくありません。


HARG療法の効果は?

HARG療法の効果成長因子や有効成分を含んでいるHARGカクテルを、頭皮に直接注入することで、毛包がよみがえり、毛母細胞が刺激され、発毛促進、毛髪が再生される効果が期待できます。

ですが、HARGはメソセラピーに比べると古い世代の治療であり、費用がかなり高くなるのが実情です。AGAメソセラピーとオーダーメイド内服薬を組み合わせる治療の方がコストパフォーマンスの面から効果的に発毛を実現できると考えられます。


HARG療法のデメリットとは?

HARG療法は副作用は少ないものの、治療にかかる費用がとても高いという点が一番のデメリットです。料金はクリニックにもよりますが、1回あたりの治療費は15万円前後のところが多いです。

例えば1年間治療をした場合は、クリニックによっては200万円を超えることも珍しくありませんし、その割に効果が期待ほど高くないというのが実情です。


HARG療法とメソセラピーとの違い

大きな違いとして挙げられるのは痛みです。HARG療法の基本は注射器での注入です。個人差はあるものの、薄毛部分の頭皮へ直接成分を40分かけて注入していきますので、かなりの痛みを伴います。

麻酔が必要なほどの施術となります。クリニックによって様々ですが、メソセラピーであれば、極細針やレーザーを使用するため痛みがほとんどありません。


当院でのHARG療法に対する考え方

HARG療法に対する考え方

HARG療法はメソセラピーに比べると

  • 費用があまりにも高額
  • 旧世代の治療であり効果も弱い
  • 痛みが強い

という観点から「AGAオーダーメイド内服薬とAGAメソセラピー」の組み合わせの方が、費用も安くはるかに効果的であると考えています。当院にはHARG治療で効果が出なかった患者さまも多数いらしており、発毛を実現しています。


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